川崎重工業

総合重機大手で陸海空に展開する川崎重工業<7012.T>の株価が前週末13日に前日比6円高と上伸して200円台を回復し、終値で25日移動平均線を抜いてきた。週明け16日も続伸し、日足一目均衡表において2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足でも今週には13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきたことから、中期トレンドでも底打ち感が出始めている。連結PERが10倍台、連結PBRは1.1倍台とバリュエーション的に割高感は感じられない。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-01-17 08:47)