ニチコン

コンデンサー大手のニチコン<6996.T>の株価が9日に終値で1000円台を回復し、12日には前日比12円高と上伸して、日足一目均衡表の2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足でも下値を切り上げる動きが継続するなか、今週には13週・26週の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきたことから、中期的にも上値を目指す動きが期待できそうだ。

 14年3月期連結業績は営業・最終損益で黒字転換の見通しであり、連結PBRは0.8倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-12-13 08:27)