栗本鉄鋼所

鋳鉄管で2位の栗本鉄鋼所<5602.T>の17日株価が前日比8円高と上伸して、終値で25日移動平均線を抜いてきた。株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、2本の移動平均線のカイ離幅が4円程度にまで縮小している。9月5日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開が想定される。週足でも15日には13週移動平均線と26週移動平均線のGCを形成済みである。連結PERが12倍台、連結PBRは0.8倍台の水準にあり、バリュエーション的にも割高感は感じられない。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-10-18 08:31)