ユビテック

ユビテック<6662.T>は上ヒゲを伸ばし、積極的に上値を追う動きは見込みにくいが、25日・75日の両移動平均線ゴールデンクロス(GC)が接近している。前週末には、今年5月以来、ほぼ6カ月ぶりに日足一目均衡表チャートの「雲」を上抜けるなど、下値不安は小さい。

 新値3本足は4本連続の陽線を引いている。5月の日足一目均衡表チャートの「雲」を上抜けたあとは、7本連続の陽線を引いた実績があり、今回も連続陽線を持続する可能性が高い。

 投資家心理を現すサイコロジカルラインでは、日足ベースでは「中立」とされる50%と、「過熱」とされる75%の中間時点で推移している。上値での戻り待ちの売りは少なく、小幅の押しを入れながら、継続した買いが期待される。

 紙幣鑑別センサーの量産を始めたほか、自動車・住宅向け省エネ装置も好調に推移。14年6月期予想の連結営業利益は前期比47.5%増の1億5000万円。指標面はやや割高だが、業績面からは買い安心感を誘いやすい。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-10-07 10:17)