日本カーボン

人造電極大手の日本カーボン<5302.T>の株価が10日に101万株に及ぶ出来高を伴って前日比5円高と上伸して、終値で25日移動平均線を抜いてきた。株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、ほぼ水平な25日線に5日線が下から接近している。2本の移動平均線のカイ離幅が4円程度にまで縮小していることから、7月5日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っており、目先上値を目指す展開になりそうだ。日足一目均衡表においても遅行スパンの好転が視野に入り始めている。連結PBRは0.6倍台と割安な水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-09-11 08:33)