日本ケミコン

アルミ電解コンデンサーで首位の日本ケミコン<6997.T>の株価が5日に前日比9円高と上伸して終値で25日移動平均線を抜き、日足一目均衡表において2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。5日・25日の両移動平均線のカイ離幅が15円程度にまで縮小していることから、6月28日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成も射程圏内に入っており、目先上値を目指す展開になりそうだ。週足でも前週に割り込んだ13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。

 14年3月期連結業績は営業・経常・最終損益のすべてで黒字に転換する見通しである。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-09-06 08:55)