日精樹脂工業

射出成型機最大手である日精樹脂工業<6293.T>の株価が27日に前日比26円高と続伸して、終値で700円台を回復してきた。終値で5日移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、日足一目均衡表においても2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限に接近していることから、終値で「雲」の上限を突破してくれば、株価は目先上ブレする可能性が高そうだ。

 14年3月期連結業績は営業利益で前期比4%の増益見通しであり、連結PERは12倍台、連結PBRは0.6倍台とバリュエーション的に割高感は感じられない。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-05-28 08:48)