旭硝子

建築・自動車ガラスで世界最大級の旭硝子<5201.T>の株価が600円台を割り込まずに切り返し、5日には1663万株に及ぶ出来高を伴って前日比18円高と続伸してきた。終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、日足一目均衡表においても2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足でも26週移動平均線を下カゲで多少割り込んだものの、週末終値ベースでは26週・13週の両移動平均線に対するプラスカイ離を維持している。連結PBRは0.8倍程度、配当利回りも4%超の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-04-08 08:49)