日本カーボン

人造電極大手の日本カーボン<5302.T>の株価が170円台で下値を固める動きを継続していたが、週明け4日には151万株に及ぶ出来高を伴って前日比7円高と上伸して、終値で25日移動平均線を抜いてきた。株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、2本の移動平均線のカイ離幅が1円程度にまで縮小している。昨年12月17日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロスが形成寸前の状況になっていることから、目先上値を目指す展開が想定され、200円台回復が期待できそうだ。連結PBRは0.7倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-02-05 08:28)