電通

広告業界で国内首位の電通<4324.T>の株価が13日に7営業日ぶりに上昇に転じ、翌14日も前日比13円高と続伸してきた。オシレータ系指標であるストキャスティックスが10%程度の低水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日移動平均線に接近してきた。5日線に対するマイナスカイ離幅が3円程度にまで縮小していることから、終値で5日線を上回ってくれば目先リバウンド局面入りとなりそうだ。日足一目均衡表においても遅行スパンの好転が接近している。連結PBRは0.9倍程度の水準にあり、9日時点の東証信用倍率は0.74倍と取組も良好である。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-11-15 08:34)