東邦亜鉛

鉛・亜鉛製錬で国内大手の東邦亜鉛<5707.T>の株価が14日に前日比16円高と上伸して終値で25日移動平均線を抜き、日足一目均衡表において2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。緩やかに上昇中の25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅がわずか2円程度にまで縮小している。約1カ月ぶりとなる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成が接近していることから、目先上値を目指す展開になりそうだ。

 13年3月期連結業績は経常利益で前期比63.5%の増益見通しであり、連結PERは12倍台、連結PBRは0.6倍台と割安な水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-09-18 08:43)