日本電波工業

水晶デバイス専業で世界2位の日本電波工業<6779.T>の株価が21日まで5連騰となっており、同日には前日比30円高と上伸して、日足一目均衡表の2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足では先週には13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復しており、1010円台後半に位置する26週移動平均線を上回ってくれば、中期的に上値を目指す動きが期待できそうだ。

 13年3月期連結業績は経常利益で前期比36%の増益見通しであり、連結PERは10倍台、連結PBRも0.7倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-08-22 08:39)