日本カーボン

人造電極大手の日本カーボン<5302.T>の株価が20日に出来高を膨らませて前日比7円高と続伸して、終値で25日移動平均線を抜いてきた。株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、2本の移動平均線のカイ離幅が3円程度にまで縮小している。6月19日以来約2カ月ぶりとなる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。日足一目均衡表において遅行スパンの好転が接近している。連結PBRは0.7倍程度、配当利回りは2.8%台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-08-21 08:31)