日本農薬

農薬専業でトップ級の日本農薬<4997.T>の株価が先週以降340円前後の狭いレンジでの値動きを継続していたが、20日に前日比7円高と上伸して、日足一目均衡表の2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足でも13週移動平均線に対するマイナスカイ離幅は1円未満にまで縮小していることから、終値で13週線を上回ってくれば、中期的に上値を目指す動きが期待できそうだ。

 12年9月期連結業績は減益見通しであるが、連結PBRは0.7倍程度と割安な水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-06-21 08:40)