東海ゴム工業

自動車用防振ゴム大手の東海ゴム工業<5191.T>の株価が14日に前日比23円高と上伸して800円台を回復してきた。終値で25日移動平均線を抜いており、株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、2本の移動平均線のカイ離幅が8円程度にまで縮小している。1月23日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開になりそうだ。連結PERは10倍台、連結PBRは0.5倍台とバリュエーション的に割高感は感じられないほか、8日時点の東証信用倍率が0.72倍と取組も良好である。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-06-15 08:30)