山陽特殊製鋼

軸受け鋼で4割のシェアを持つ山陽特殊製鋼<5481.T>の株価が31日まで3連騰となっており、5月31日には300万株近い出来高を伴って前日比15円高と上伸してきた。終値で25日移動平均線を抜いており、株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、2本の移動平均線のカイ離幅も7円程度にまで縮小している。3月13日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開になりそうだ。連結PERが11倍台、連結PBRは0.6倍程度の水準にありバリュエーション的にも割高感は感じられない。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-06-01 08:28)