日本触媒

アクリル酸で世界3位の日本触媒<4114.T>の株価が29日に前日比18円高と上伸して、終値で25日移動平均線を上回ってきた。株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、2本の移動平均線のカイ離幅も18円程度にまで縮小している。4月2日以来約2カ月ぶりとなる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が視野に入り始めていることから、目先堅調な値動きが期待できそうだ。

 13年3月期連結業績は減益見通しであるが、連結PERは9倍台、連結PBRも0.8倍台とバリュエーション的には割安な水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-05-30 08:34)