DIC

インキで世界首位のDIC<4631.T>が25日に5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロスを形成し、翌26日も494万株に及ぶ出来高を伴って前日比3円高と続伸してきた。日足一目均衡表においても2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足でも先週には13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復しており、中期的には3月15日に付けた年初来高値である178円を目指す動きが期待できそうだ。連結PERは9倍程度とバリュエーション的にも割安な水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-04-27 08:39)