沖電線

電線、ケーブルと放電加工機用電極線が2本柱である沖電線<5815.T>の株価が4日に3営業日ぶりに上昇に転じ、34万株の出来高を伴って前日比7円高と上伸してきた。終値で25日・5日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復しており、日足一目均衡表においても2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足でも下カゲが13週移動平均線に絡みながら緩やかな上昇トレンドが継続している。連結PBRは0.7倍台の水準にあることから、下値リスクも限定的である。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-04-05 08:33)