日本電気硝子

薄型テレビ用ガラスで大手の日本電気硝子<5214.T>の株価が先週末まで3営業日続伸し、24日には510万株に及ぶ出来高を伴って前日比24円高と上伸してきた。日足一目均衡表においても2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足でも先週には26週・13週の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。

 12年3月期連結業績は減益見通しであるが、連結PERは12倍台、連結PBRも0.7倍台の水準にあり、バリュエーション的にも割高感は感じられない。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-02-27 08:33)