日本カーボン

人造電極大手の日本カーボン<5302.T>が15日に5日線と25日線のミニ・デッドクロス(DC)を形成したが、週明け20日には前日比3円高と上伸して、わずかではあるが終値で25日移動平均線を抜いてきた。緩やかに上昇中の25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅が4円程度にまで縮小している。今度は反対に5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開になりそうだ。週足は今週には再び13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。連結PBRは0.8倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-02-21 08:37)