川崎汽船

海運大手3社の一角を占める川崎汽船<9107.T>の株価が直近まで4連騰となっており、23日には前日比3円高と上伸して、終値で25日移動平均線を抜いてきた。株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、2本の移動平均線のカイ離幅が5円程度にまで縮小している。昨年12月上旬以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。日足一目均衡表において遅行スパンの好転が接近している。連結PBRも0.4倍前後と割安な水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-01-24 08:57)