トクヤマ

塩ビで国内大手のトクヤマ<4043.T>が17日に5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロスを形成し、19日には前日比7円高と続伸して、日足一目均衡表の2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足でも先週には13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきたことから、今後は280円台半ばに位置する26週移動平均線を目指す動きが期待できそうだ。連結PERは12倍台、連結PBRも0.3倍台とバリュエーション的にも割高感は感じられない。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-01-20 09:00)