日本製紙グループ本社

洋紙でトップの日本製紙グループ本社<3893.T>の株価が21日に109万株に及ぶ出来高を伴って前日比48円高と上伸し、終値で25日移動平均線を上回ってきた。株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、2本の移動平均線のカイ離幅は38円程度にまで縮小している。12月8日以来となる5日線と25日線のミニゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。日足一目均衡表において遅行スパンの好転が接近している。連結PBRは0.5倍程度と割安な水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2011-12-22 08:46)